ステイホームが続いてます。
仕事のない時はプライムビデオか読書です。

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復活の日
SF作家小松左京さんが1964年に書いた小説です。
映画も日本ではヒットしたかな。
ウイルスによってあらゆる陸上生物が死滅するお話。
南極だけが、その寒さのために生き残る。
けれどもアメリカとソビエトの大陸間弾道弾も
生き残り、地震によりスイッチが入ってしまう。
ソビエトのミサイルはアメリカの南極基地も標的に。
死を覚悟してアメリカとソビエトに向かう南極観測隊員。
結構おもしろかった。


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菊池寛の大正6年に発表された戯曲。
10分ぐらいで読めたなあ。
家出した父親が20年後落ちぶれてお家に戻る話。
母親と次男と娘は父親を迎え入れたが
一家を支えてきた長男は父を許そうとしない。
文句を言う長男に逆切れして出ていく父親。
泣き叫ぶ母親に長男は父の後を追う。
ただこれだけのお話。
何度も映画化されたということは話が膨らむって事かな。


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尼崎生まれの塩田武士さんが2016年に発表したサスペンス小説。
グリコ・森永事件を描いた作品。
脅迫電話に使われた3人の子供の声。
その声の一人が35年前の事件を掘り返し始める。
時を同じくして新聞社の文芸部記者が
年末特集のグリコ・森永事件真相究明に駆り出される。
イギリス・京都・滋賀・大阪堺を舞台に事件の真相に迫っていく。
映画が見たくなる作品でした。